just another story
作詞・作曲 赤畠翔太

いつもと変わらない日々が ぼんやりとただ続いてる
風に揺れる二人分のシャツが寂しげに空を泳ぐ
週に一度の日曜日の朝 「おはよう。」って君は笑っている
少し髪を切って昨日とは違う君に僕は気付かない

少しづつ食い違っていく
当たり前が何か奪ってく
言葉は配慮をなくしていく

この命が尽きるまで 世界が終わるその日まで
僕ら手をつないでいたいけど
すれ違いは増えていく ときめきもなくなっていく
僕らどんな風に向き合えばいいの?


デフレーションの風が吹き荒れて 社会の荒波はますます冷たくなって
毎晩帰りが遅くなる僕に今日も君は愚痴をはく

テーブルの上の夕食が冷たくなり僕を見ている
寂しい思いをさせてるのは分かってる…

小言や文句は尽きずに 同じことで喧嘩ばかりし
僕ら何度も涙流し
その度孤独抱きしめて 背中合わせで眠りにつく
僕ら結局同じ夢の中へ



目覚めて気がついたけど 「少し髪を切ったんだね。」と
僕ら何気なく笑い合った
今更気恥ずかしくて素直には口に出せないけど
何か大切なものを思い出した

出会ったあの頃のような 若さやときめきはないけど
僕は君を守りたいんだ
時には喧嘩もするだろう 言葉に角が立つだろう
それでもこの手は離さないよ
好きだとか、嫌いだとか きっとそんな気持ちとは違うね
僕らかけがえのない存在なんだ

僕と君とで一つなんだ

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